連敗阻止の切り札となるか? MF長谷部誠と乾貴士【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第12節が現地時間22と23日に行われる。MF長谷部誠と乾貴士の所属するフランクフルトは、アウェイでボルシアMGと対戦。その試合の切り札としてトーマス・シャーフ監督は日本人2選手に期待しているようだ。21日のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
現在4連敗中で、順位は12位となり、降格圏まで勝ち点差が「3」のフランクフルト。負ければ一気に自動降格圏に落ちる可能性もある。相手は前節ドルトムントに今季初黒星を喫したとはいえ、好調のボルシアMGとなる。さらに3週間前に行われたDFBポカール(ドイツカップ)でも対戦しており、1-2で敗戦した。
シャーフ監督は、この試合を「勝てる試合だった」と、振り返っている。この試合を経て「我々は学習した。効果的に1対1に持っていくこと。そして、相手にスペースを与えず、コンビネーションで崩されないことが重要だ」と、21日に行われた記者会見で語っている。
そのキーマンとして、日本代表の2選手を考えているようだ。
シャーフ監督が視察に訪れたホンジュラス戦で日本代表は6-0の大勝。長谷部は78分まで出場し、乾は後半から出場している。さらに乾は、代表初ゴールを含む2得点を挙げる大活躍を見せた。
同紙によれば、日本代表から戻った長谷部と乾は、コンディションも問題なくフランクフルトへ復帰した様子。同監督は「彼らの活躍は非常に納得できるものだった」と、2人を称賛。そして「次は、ブンデスリーガでそれを見せてほしい」と、期待している。特に長谷部に関しては、重要な役割が与えられると同紙は予想している。
日本代表の調子をチームに還元し、シャーフ監督の期待に応えられるか?注目の一戦はは現地時間22日の15時半(日本時間23時半)キックオフとなる。
【了】
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