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このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ2の新戦力(5)15試合目で初出場…。20歳の若者は適応に苦戦

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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2024シーズンの明治安田J2リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J2のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月16日時点『transfermarkt』を参照。


DF:岡本一真(モンテディオ山形)

モンテディオ山形の岡本一真
【写真:Getty Images】

生年月日:2003年9月19日(20歳)
前所属クラブ:ザスパ群馬
2024リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト

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 岡本一真は、前橋育英高校卒業後の2022年にザスパクサツ群馬(現・ザスパ群馬)に加入し、プロキャリア1年目からJ2で17試合に出場した。2年目は30試合に出場して4得点を記録し、チームに不可欠な存在となり、今季からモンテディオ山形に加入した。

 しかし、新天地ではポジション獲得に苦しんでいる。特に対人守備に強みがあるサイドバックだが、高精度のクロスやビルドアップを武器とする川井歩から定位置を奪うことができず、なかなか起用されていない。初出場は第15節の水戸ホーリーホック戦で、かなり時間を要してしまった。

 それでも、直近6試合で5試合に出場しており、評価を高めていることは確かだ。最近の試合で山形の守備は安定傾向にあり、レギュラー定着に向かっている。

 シーズン前半戦は適応に費やしてしまった様子の岡本だが、まだ20歳の若手であり、伸びしろは十分。今後の活躍に注目だ。

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【了】

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