UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
【写真:Getty Images】
エース不在でフランス代表はどうなる?
UEFAユーロ2024(EURO2024)グループD第1節、オーストリア代表対フランス代表が行われ、フランスが1-0の勝利を収めた。この試合で、キリアン・エムバペは鼻を骨折する大怪我を負っている。フランス紙『ONZE』は同選手が怪我の影響により、グループリーグ残りの試合は欠場濃厚であると現地時間18日に報じていた。
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フランスの1点リードで迎えた85分、アントワーヌ・グリーズマンの左サイドからのFKにエムバペがヘディングで合わせようとするが、その瞬間にエムバペの顔面がオーストリア代表DFケヴィン・ダンソの肩に直撃。同選手はその場に倒れ込み、治療を行ってからピッチに戻ったものの、90分にオリヴィエ・ジルーとの交代を余儀なくされた。
試合後に行われた検査によって、エムバペは鼻骨を骨折していることが判明。報道では、「フランスのキャプテンは残りの試合をすべて欠場する恐れもあった。しかし、手術を回避することが可能であると判明し、特別なマスクを装着すれば10日以内に再びプレーできる見込みがある」と伝えられており、本大会中に復帰できる可能性を指摘していた。
もっとも、グループリーグ残りの2試合は欠場が濃厚であり、フランス代表はエースを欠いた状態で決勝トーナメント進出を決める必要がある。同メディアは、エース不在の解決策について3つの方法があると述べたうえで、具体的な内容について次のように言及している。
「1つ目の解決策は、エムバペが欠場した際に使用したものであり、彼の代わりにジルーを9番のポジションに起用することだ。ただしこの場合、マルクス・テュラムとの併用が難しくなるだろう。2番目のオプションは、ランダル・コロ・ムアニをエムバペと同じ役割で起用することだ。この選手は、マーカス・テュラムと交代して、CFとウイングのハイブリッドな役割を担うプロフィールを備えている。最後の選択肢は、左サイドに純粋なウインガーを起用することだろう」
また、左サイドに純粋なウインガーを起用する場合、「ブラッドリー・バルコラとキングスレイ・コマンが名を連ねるだろう」と予想し、「この構造を採用する場合、ジルーがスタメン復帰を果たさない限りはテュラムを中央で起用する必要がある」と、エースの欠場によって各選手の起用法が大幅に変わる可能性があることを指摘していた。
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