リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは、僅か27歳で歴史的プレーヤー達を乗り越え、様々な個人記録を達成している。
まず、“主戦場”となるリーガ・エスパニョーラでは、元ビルバオのFWテルモ・サッラ氏の歴代最多251ゴールまで2点差。ここ3試合無得点だったことで足踏みしてしまったが、今季中の記録更新は確実だ。
さらに、所属クラブであるバルセロナでは、通算365ゴールで歴代得点王。1940年代に活躍し、230得点を挙げた2位の故セサル氏に圧倒的な差をつけている。
また、宿敵マドリーとの直接対決では、亡きディ・ステファノ氏の18得点を超える29試合21ゴールで歴代最多。ちなみに、レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドは14得点。メッシより出場が7試合少ないものの大きな差をつけられている。
そして、欧州で最も重要な大会であるチャンピオンズリーグ(CL)では、5日のアヤックス戦で2ゴールを決めて元マドリーのFWラウールが持つ歴代最多71得点に並んだ。しかし、クリスティアーノ・ロナウドは70得点を挙げているため、今後も激しい競争が注目されるだろう。
一方で、バルサの“10番”がトップスコアラーとして君臨していないのは、母国アルゼンチン代表での記録である。
メッシは、通算45ゴールで2位に付けているものの、トップは通算56点を決めたガブリエル・バティストゥータ氏。11得点差を超えるのは容易ではないが、27歳という年齢とメッシの得点力を考慮すれば、この記録更新も時間の問題かもしれない。
【了】
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