UEFAユーロ2024（EURO2024）最新ニュース

ベルギー代表、世代交代に失敗？

　UEFAユーロ2024（EURO2024）・グループリーグE組第1節、ベルギー代表対スロバキア代表の試合が現地時間17日に行われ、ベルギー代表が0-1の敗戦を喫した。FIFAランキングで大きく下回る相手に敗れたベルギー代表について、英メディア『ユーロスポーツ』が負けた原因を分析している。

　ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督は、ロメル・ルカクやレアンドロ・トロサール、ジェレミー・ドクなどを先発起用。7分には、スロバキア代表のイヴァン・シュランツが右足で先制点を決めた。対するベルギー代表もルカクが2度ゴールネットを揺らすが、VARによって1度目はオフサイド、2度目はハンドの判定を取られノーゴールに。FIFAランキング3位のベルギー代表は0-1の敗戦を喫し、48位のスロバキア代表にジャイアント・キリングを許している。

　同メディアは、ベルギー代表が負けた原因について分析。ベルギー代表が強かった時代の過去と比べ「かつてベルギーはトロフィーを争う可能性を秘めたチームだった。そして、彼らはメジャーな大会の決勝戦に進出することは無かったが、2018年ワールドカップでのブラジル代表に対する勝利は素晴らしいパフォーマンスの1つだった。しかし、ベルギーが現在抱えている問題は、彼らの黄金世代が高齢化していることだ。他に代わりがいないためにチームに残っているか、それほど優れていない選手に置き換えられている。そのため、おそらく彼らは状況を変える必要がある」との見解を示した。