バイエルン・ミュンヘンのMFジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンがMFジェルダン・シャキリとマンチェスター・ユナイテッドのMFアンデル・エレーラのトレードを画策しているようだ。イギリス紙『デイリー・エキスプレス』が20日に報じている。
今季の出場時間がほとんど与えられていないシャキリは、ジョゼップ・グアルディオラ監督からは、MFフランク・リベリ、アリエン・ロッベンの控えとしか認識されていないようで、本人も満足はしていない。
その状況には「僕がすべてのゲームでゴールを決めたとしても、スタメンとしては考えてもらえないだろう」と、嘆いており、移籍が確実視されている。
そこで、バイエルンはユナイテッドのスペイン人MFエレーラとのトレードを画策したようだ。同紙によれば、バイエルンは交換条件として、さらに700万から800万ユーロ(約9億8000万から11億2000万円)の金額を上乗せする準備があるという。
エレーラにはグアルディオラ監督も以前から注目。さらに、DFフィリップ・ラームの長期離脱により話が浮上した模様。
しかし、『ユーロ・スポーツ(ドイツ版)』は、この報道に対し、シャキリの冬の移籍はほぼ確実なことを認めつつ、同選手にはユベントスやリバプールも興味を示しているため、エレーラ獲得にバイエルンがそこまでするか疑問が残ると述べている。
さらにエレーラ側も出場機会が得られていないが、移籍してまだ間もない。半年で移籍するとは考えにくいとも報じている。
実現すればバイエルンのボランチはMFシャビ・アロンソと共にスペイン人コンビが結成されることとなり、スペイン人指揮官とっては確かに好都合となる。MFバスティアン・シュバインシュタイガーが全体練習に復帰したとはいえ、即座にフル出場できるとは考えにくい。ラームの負傷でバイエルンがどう動くか注目される。
【了】
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