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【J1第18節まとめ】ピエロスの2ゴールなどによりサンフレッチェ広島が4発快勝!京都サンガF.C.は裏天王山を制す

text by 編集部 photo by Getty Images

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2024明治安田J1リーグ第18節
【写真:Getty Images】



サンフレッチェ広島が個と組織の両面で違いを見せた


 2024明治安田J1リーグ第18節の4試合が15日に各地で開催された。今日の試合が終わった段階で、横浜F・マリノスに勝利したFC町田ゼルビアが首位をキープ。サンフレッチェ広島は東京ヴェルディに4-1で勝利し、トップ3を射程にとらえた。裏天王山を制した京都サンガF.C.は、勝ち点で暫定17位のサガン鳥栖に並んでいる。


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 16時開始のマリノス対町田は、アウェイチームが3-1で勝利をおさめている。前節でアルビレックス新潟に敗れた町田は、14分にマリノスに先手を取られた。しかし首位チームは前半のうちに同点に追いつく。フリーキックのチャンスに下田北斗がゴール前にクロスを上げると、こぼれ球に昌子源が反応して試合を振り出しに戻した。後半には57分、61分と立て続けに町田がゴールを奪い、逆転に成功。マリノスは81分に天野純が得点を挙げたかに思われたが、VARの判定を介して取り消しとなった。

 18時半キックオフの広島対ヴェルディは、ホームチームの4-1快勝に終わっている。3-4-2-1システムを採用するチーム同士の戦いは、広島が個と組織の両面で違いを見せた。試合開始早々にセットプレーから加藤陸次樹が先制点を挙げると、広島は後半も3点を追加。エースストライカーのピエロス・ソティリウの2ゴールなどにより、ヴェルディをさらに突き放す。日本代表GK大迫敬介のロングフィードから生まれた広島の3点目は、一連のプレーすべてがハイクオリティの鮮やかなカウンターだった。

 19時開始の京都対北海道コンサドーレ札幌は、京都が「裏天王山」を制している。試合前に勝ち点「11」で並んでいた両チームにとって、シックスポイントゲームとして重要な意味を持っていた。シュートの本数やボール支配率では札幌が上回ったが、ゴールに結び付けられず、20分の段階で京都に2点を先行される。京都は後半にもコーナーキックから鈴木義宜がネットを揺らしたが、VARを介してノーゴールの判定へ。京都は前半の2点を守り切り、重要な一戦に競り勝った。なお、京都にとってこれが今季ホーム初勝利である。

 15日に行われた全試合の結果は以下の通り。

横浜F・マリノス 1–3 町田ゼルビア
サンフレッチェ広島 4–1 東京ヴェルディ
京都サンガF.C. 2–0 北海道コンサドーレ札幌
セレッソ大阪 2–1 浦和レッズ

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【了】

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