ミランが獲得を狙うイタリア代表GKマッティア・ペリン【写真:Getty Images】
かねてよりミランが興味を持っているとされるジェノアの若手GKマッティア・ペリン。同選手の獲得に向け、ミランはアレッサンドロ・マトリを絡めたいと考えているようだ。現地時間の19日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
マトリは現在ミランからジェノアにレンタル移籍中。ミランは同選手をジェノアに完全移籍とすることによって、ペリンの移籍金を下げる狙いだ。マトリは今季9試合に出場し、5ゴール3アシストを記録。ジェノアで素晴らしいスタートをきっている。
この交渉が成立すれば、ミランはペリンをおよそ600万ユーロ(9億円)から700万ユーロ(10億円)で獲得できるのではないかと見られている。ペリンは現在21歳のイタリア人プレーヤー。ユース時代から現ミランのFWステファン・エル・シャーラウィとともにジェノアで注目を集めていた。
先日行なわれたアルバニアとの親善試合では72分から途中出場し、イタリア代表デビューを果たした。32歳のディエゴ・ロペス、37歳のクリスティアン・アッビアーティがゴールマウスを守るミランにとっては、これ以上ない人材となるだろう。
ジェノアとミランはクラブ間の関係も良好なだけに、遅かれ早かれ移籍が成立する可能性は高そうだ。
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