UEFAユーロ2024(EURO2024)最新ニュース
欧州王者を決めるEURO2024(ユーロ2024)が開幕した。4年に1度行われるこの大会では、世界的なスター選手から将来を嘱望された若手選手まで、様々なタレントがプレーする。今回は、この大会に出場する24か国の全メンバーの総市場価値をランキング化して紹介する。※データは6月13日時点
10位:ウクライナ代表
監督:セルゲイ・レブロフ
FIFAランキング:22位
総市場価値:3億7900万ユーロ(約606億4000万円)
最高額選手:オレクサンドル・ジンチェンコ(3800万ユーロ/約60億8000万円)
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ウクライナ史上最高のストライカーと言われるアンドリー・シェフチェンコとともに、当時強力2トップを形成していたセルゲイ・レブロフ率いるウクライナが10位にランクインした。総市場価値は3億7900万ユーロ(約606億4000万円)となっている。
中心選手となるのはチーム内でも最高額の市場価値を持つオレクサンドル・ジンチェンコ(3800万ユーロ/約60億8000万円)。所属先のアーセナルでは左サイドバックのレギュラー争いをしているこのレフティーは、足元の技術が卓越しており、代表では中盤もこなすユーティリティープレーヤーである。
その他にも、ウクライナサッカー史上最高額の約1億ユーロ(約140億円)の移籍金で今季初めにシャフタール・ドネツクからチェルシーに加入をしたMFミハイロ・ムドリク(3500万ユーロ/約56億円)をはじめ、今季リーガ・エスパニョーラで3位という大躍進を遂げたジローナFCでリーグトップの24ゴールを記録したFWアルテム・ドフビク(3500万ユーロ約/56億円)や、今季のレアル・マドリードでティボー・クルトワの長期離脱を見事にカバーする活躍を見せたGKアンドリー・ルニン(2500万ユーロ/約40億円)など、各ポジションに実力者を揃えている。
ウクライナ侵攻以来初の国際大会ということもあり、ウクライナ国内だけでなく全世界にウクライナという国の存在を改めて示す機会となる。ユーロ(欧州選手権)では前回大会のベスト8が過去の最高成績となるが、そのベスト8を超える成績で、ウクライナ国民に明るいニュースを届けたいところだ。