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アギーレ監督、4-2-3-1での勝利に手応え「サッカーは戦略のゲーム」。アジア杯選考基準は“ポリバレントな能力”

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハビエル・アギーレ監督は勝利を喜んだ【写真:Getty Images】

 日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦して2-1で勝利を収めた。

 ハビエル・アギーレ監督は、試合後の記者会見で結果について「この試合の目的を果たすことはできたと思う。そしてサポーターの方々に喜んで帰ってもらえることを望んでいた」と勝利を喜んだ。

 試合では、これまで通り4-1-2-3でスタートしたものの、相手のプレスが効いていたこともあってペースをつかめなかった。

 それでも前半の途中から4-2-3-1に変更してからはリズムを取り戻したことには「サッカーとはそういうもので、戦略のゲームだ」とし、「幸運にも、このチームには複数のポジションをこなせる選手がいる」と自らが代表選考の基準に掲げた“ポリバレントな能力”が勝因となったことを誇らしげに語った。

 しかし、試合終了間際に“苦手”とされるFWティム・ケーヒルに得点を奪われたことには「彼が90分間出なければ日本にとって有利だ」と笑いを誘いつつ、「失点は常に不快なものだ。私は常に無失点で終わりたいと思っている」と今後の課題に掲げた。

 一方で、90分を通しては「DFはいい仕事していた。相手の決定機は2回くらいしかなかった」と一定の評価を与えた。

  そして、次はいよいよアジア杯本大会。23選手のメンバー選考に関しては「我々はこの6試合を利用して、チームにコンセプトを与えてきた。まず早い段階で50人のリストを作成しないといけないのだが、それはもう出来ている」と順調であることを強調。

 さらに、選考の際に注目するポイントには「ゲームプランを組み立てるために、クレバーで複数のポジションができる選手。私は年齢ではなく質で選んでいる」と若手もベテランも関係なく、能力を重視する意向を示した。

【了】

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