正GK濃厚の川島永嗣【写真:Getty Images】
日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦して2-1で勝利を収めた。
GK川島永嗣は、この日も先発したことによってアギーレ体制6試合中5試合でゴールマウスを守った。それだけに、一部では西川周作にチャンスを与えることを望む声もあるものの、アギーレ監督もザッケローニ前監督と同様に正GKとして考えていることが分かる。
とはいえ、ブラジル戦での低調なプレーに加えてクラブでの定位置を失ったことに不安の声が上がっていることも事実。そんな周囲の声にも「周りから見たら難しい状況にあるとは思うけど、自分の中でさらに上に行くためのいい時間だと思っている」と前向きな姿勢は崩さなかった。
しかし、アジア杯までは2ヶ月近い期間があるため、試合勘の欠如は致命傷にもなりかねない。それでも「自分の中でポジションを奪い返す自信もある。そこは自分自身、そんなに心配してない」と自尊心を見せた。
また、現在のチームではアギーレ監督も“キャプテンの1人”とするなど、けん引役としても期待されていることには「自分がどういうふうに見られているかは関係ない」としながらも「チームの方向性を新しく入ってきた選手に上手く伝えていくことが一番大切」と語った。
そして、アジア杯に向けては「4年前は大会の中で成長していったチームだった。トーナメントを通して経験を積める大会だと思うんで、そこはしっかりと意識して臨んでいきたい」とチームの成長につなげていく必要性を強調した。
【了】
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