ホンジュラス戦に続いて先発出場したMF遠藤保仁【写真:Getty Images】
日本代表は18日、ヤンマースタジアム長居でオーストラリアと対戦して2-1で勝利を収めた。
今回、ブラジルW杯以来となる代表復帰を果たしたMF遠藤保仁は、ホンジュラス戦に続いて先発。アギーレ監督の下で2試合を終えて「色々な部分でまだまだなところはあるけど、少しは監督の考えやチームのコンセプトは理解できた。非常に充実していたと思う」と一定の手応えをつかんだ様子。
この試合では、これまで同様に4-1-2-3でスタートしたものの、試合途中から4-2-3-1に変更。その理由については「(アンカーの)長谷部の脇を使われていたんで、その修正だと思う」と説明し、「ベンチの指示。僕自身もちょっと変えた方がいいかなとは思っていた」とアギーレ監督の提案だったことを明かした。
4-2-3-1といえば、ザッケローニ監督の下でやり慣れたシステム。それだけに、序盤はオーストラリアに押し込まれる展開だったものの、システム変更後はペースをつかむことに成功した。
2つのシステムを併用していく可能性については「どちらにしても時間がかかる。少しずつ良くしていくしかないし、代表は時間かかるもの。慌てず結果を出しながらやっていければいいかなと思う」と徐々に浸透させていく必要性を説いた。
それでも、アジア杯へ向けた親善試合はこの試合が最後。来年1月には本大会を迎えるため「そう多くの時間が残されてない」としながらも、「この時期は課題が出ることはいいこと。アジア杯までに強固なグループにしていければいいと思う」と焦らず準備する姿勢を貫いた。
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