イスコ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFイスコは、スペインラジオ『カデナ・セル』のインタビューに応じ、現在は幸せな時期を過ごしていると認めた。また、昨季ベンチに置かれた時のことについても言及した。
マドリーでもスペイン代表でも注目を浴びているイスコは「確かに僕は今、注目の対象になっている。物事が上手くいっていることが嬉しい。そして、多くのサポーターから応援にとても感謝している」と代表チームでの活躍によって手に入れた国民からの支持を喜んだ。
今季と比べ、昨季に関しては「強いスタートでゴールも決めて沢山試合に出たけど、徐々にベンチが増えて困難な時期だった。理由はその時は分からなかったけど、クラブの要求に合わせた」と昨季の心境を語った。
それでも「アンチェロッティ監督はディ・マリアの起用で中盤での安定感を見つけられたのだと思う。僕はそれを受け入れ、結局はチームにとってそれが一番だった」と理解を示した。
そして、今季はようやくアンチェロッティ監督が求めるプレーを披露し始めたイスコは「問題はピッチでの態度と姿勢だった。才能だけでは不動の存在にはなれないと理解し、ボールを奪う姿勢に回った」と意識の変化を語った。
また、ブラジルW杯メンバーから落選したことには「何となく分かっていたから辛くはなかった。マドリーで継続的にプレーしていなかったからとても難しかった」と受け入れていたことを明かした。それでも、「今季は上手くいっている」と今後の代表定着に自信を見せた。
2018年のロシアW杯では26歳となるイスコ。より熟したイスコが2014年の無念を晴らせるのだろうか。
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