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サッカー日本代表DF長友佑都が堂安律に3バックを語る
サッカー日本代表は11日にエディオンピースウイング広島で、FIFAワールドカップ26アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選 第6節でシリア代表と対戦する。この試合に向けて、37歳の頼れるベテランDF長友佑都が心配される自身のコンディションや堂安律に語った会話の一部について言及した。
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長友は、今年3月にFIFAワールドカップカタール2022カタールW杯以来の代表選出を果たした。ホームの北朝鮮戦では、ベンチ入りを果たしたものの、出場機会はなく、アウェーの北朝鮮戦は中止になったことから、代表のピッチに立つことはなかった。
また今回の活動中は負傷の影響で別メニューでの調整が続いているなど、コンディションに不安を抱えている。長友は、自身の身体の仕上がりについては「練習にはフルで合流している。なので、9日からは(練習を)している。準備はもちろんできているんで、心の中ももちろん。心はいつでも万全です」と、明るく現状を語った。
また、今回の代表活動での大きなテーマとなっている3バックに関して、後輩の堂安に自身の経験の多くを伝えている模様。長友は、「ザッケローニの時はこういう感じでやっていたとか。ただ今は、現代サッカーが変わってきていて、例えば、ウィングバックに、サイドバックをやっているような選手ではなくて、ウィングをやっているような選手とか、そういうふうに現代サッカーも変わってきているから。俺らの時代はそうではなかったとか」と、ウイングバックの捉え方の変化に触れながら、堂安に語った一部を明かした。
さらに長友は、今回のシリア戦に関しては「結局、シリアはガチでくるし。シリアのようなチームと最終予選で当たるようなこともあるから」とコメントした上で、「最終予選を4回経験させてもらって、本当にどれも本当に苦しい最終予選だった。前回は特に、カタールの時は苦しかったけど。そういった面も含めて、ヨーロッパのビッククラブでやっている選手もたくさんいて、だけど、またアジアの戦いは、ヨーロッパの戦いとは違うぞと言うところなので。アジア予選でみんなも学んだ部分もあったと思うんですけど、もう一度伝えていきたい」と、多くの修羅場をくぐり抜けてきた長友らしいコメントを残した。シリア戦では、サイドで躍動するベテランの姿を見ることはできるのだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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