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【写真:Getty Images】
伊藤にトッテナム移籍の噂
ブンデスリーガのシュトゥットガルトに所属するサッカー日本代表DF伊藤洋輝にプレミアリーグのトッテナムが関心を示しているようだ。英メディア『ONE FOOTBALL』は、トッテナムが同選手を獲得する可能性と活躍できるかどうかについて、現地時間8日に報じていた。
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報道では、「トッテナムは日本代表選手を北ロンドンに連れてくるつもりだ」と前置きした上で、「最近ドイツのクラブで好調なシーズンを送っており、最終ラインの中心として印象的なプレーを続けている。昨シーズン、シュツットガルトで29試合に出場し、公式戦で2アシストを記録する活躍を見せた」と、伊藤が近年ドイツでしっかりとした成績を残している選手だと強調していた。
データサイト『Who scored』によると、今季の伊藤はリーグ戦で90分あたり平均0.7回のタックル、1.1回のインターセプト、3.0回のクリアを記録。記事でも「クラブの守備の要であり、ドイツのトップクラスでパス成功率89.4%を成功させた。後方からのボールコントロールも正確な選手だ」と称賛の言葉を送っていた。
そして守備面に関しては、「タックルがうまく、危険を察知してチームのためにボールを奪い返すことができる。相手が攻撃しているときも、ボールに足を突っ込むことをいとわない」と言葉を続けて、「強靭な体格を活かして、空中戦でも勝つことができる。主にCBだが、SBや守備的MFとしてもプレー可能だ」と、高く評価していた。
トッテナムのCBには、今季プレミア最速選手であるミッキー・ファン・デ・フェン、チームの大黒柱であるクリスティアン・ロメロという絶対的なレギュラー2人がすでに存在する。もっとも伊藤はCBだけではなくSBとしてもプレー可能であり、移籍後に活躍の場がないという可能性は低い。
同メディアは、「ポステコグルー監督の守備陣にさらなる攻撃力と強さを吹き込むことが期待できるだろう。今後数年間、北ロンドンの巨人が競争するのを助けるのに必要なあらゆる資質を兼ね備えている」と強調するも、「プレミアリーグの激しいサッカーに適応できるかどうかは懸念される」と、リーグを移ることで適応できるかどうかのみ懸念点として指摘していた。
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