トニ・クロース【写真:Getty Images】
ドイツ代表のMFトニ・クロースが、現地時間18日に行われるスペイン代表との親善試合を前に印象を語った。17日のドイツ紙『ビルド・プラス』が報じている。
今夏にバイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリーへ移籍したクロース。クラブチームの同僚が3人招集されているスペイン戦について「チームメイトと対戦するのは特別。普通の対戦相手よりもよく知っているしね」と、楽しみのようだ。
ブラジルW杯ではグループリーグで敗退し、EURO2016予選でもスロバキアに不覚を取るなど苦戦しているスペイン代表。しかし、強国であることに変わりはなく「数選手の引退もあって、新しいことをしている最中。2016年のEUROでは上位に行くだろう」と、クロースは予想している。
2010年と2014年の世界王者同士の対戦となるが「どちらがベストのチームとは、答えることはできない」と、あくまで親善試合であり、判断するには公式な試合で対戦する必要があると明かした。
それでも「負ければこの一年が台無しになる。僕たちはW杯に優勝した。そのイメージは誰もがまだ持っている」と、現世界王者としてのプライドを忘れていない。
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督もスペインでプレーするクロースに何も尋ねてはいない様子で、真剣勝負のつもりで臨むようだ。
マドリードでの生活は順調で、クラブでもうまくフィットしているクロース。それでも、まだまだ良くなるとチームメイトに証明するために意気込んでいる。
注目の一戦は現地時間18日の20:45(日本時間19日4:45)キックオフとなる。
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