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サッカー日本代表・橋岡大樹は「左SBも全然できる」。初挑戦のプレミアリーグで「解決策を見つけて…」

text by 加藤健一 photo by Getty Images

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サッカー日本代表の橋岡大樹
【写真:Getty Images】


プレミアリーグを経験した橋岡大樹

 サッカー日本代表は6日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選でミャンマー代表とアウェイで対戦する。3日の練習で長友佑都が別メニュー調整となり、伊藤洋輝も左センターバックで起用される可能性も浮上。練習で左サイドバックに入ることもあった橋岡大樹は、練習後に同ポジションでのプレーについて言及している。

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 ベルギーリーグからプレミアリーグへステップアップし、周囲のレベルは格段に上がった。「正直ベルギーリーグとは違った個の能力があるなかで、もっとやらないといけない部分もあったし、通用した部分もあった」と述べる。チームはチャンピオンシップ(2部)降格となったが、「プレミアで培ったものを100%出して、来季のチャンピオンシップでもしっかり結果を出したい」と意気込んだ。

 シントトロイデンでは右ウイングバックの主力としてプレーしていたが、冬に加入したルートン・タウンでは様々なポジションを経験した。プレミアリーグデビュー戦では3バックの左でプレーし、その後は3バックの両サイドと右ウイングバックで出場を重ねた。その経験値は代表に還元されることになるだろう。

「慣れたわけではないですが、左のセンターバックをやる中で、左ならどういう持ち方をするとか、どういうやり方をするかを自分の中で解決策を見つけてやっていけている」

 3日の練習では左サイドバックに入る時間も長く、2連戦のどこかで左サイドバックとしてプレーする可能性は低くない。「右の方がやりやすさはありますけど、左でも全然できると自分の中では思っている」と話す。森保一監督は今回の2連戦で戦術的なテストを行うことを示唆しており、3バックの試用も考えられる。

 3バックの一角と4バックのサイドバックをこなせる橋岡の存在は、中山雄太が負傷離脱中で、伊藤も左センターバックでの起用が考えられる中、日本代表が戦術的な幅を広げる上で貴重な存在になるだろう。ミャンマー代表戦で左サイドバック起用されることになれば、その一端を見ることができる。左サイドバック橋岡というオプションが加われば、最終予選を控えるチームに戦術的な幅が生まれるはずだ。

(取材・文:加藤健一)

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【了】

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