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ACミラン新監督にパウロ・フォンセカ?
パウロ・フォンセカが、セリエAのACミランの新監督就任に近づいていることがわかった。イタリアメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、現地時間3日に報じている。ACミランは、ステファノ・ピオリ監督の今季限りでの退任が決定しており、来季に向けた新監督人事に関心が集まっている。
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2019年10月にミランの監督に就任したピオリ監督は、21/22シーズンにクラブを11年ぶりのスクデット獲得に導いた。5シーズン目の今季は、セリエAを2位でフィニッシュしたものの、永遠のライバルであるインテル・ミラノに勝ち点差を19も離され、通算20度目のスクデットを献上してしまった。2025年夏まで契約を残していたものの、今季限りでチームを離れることが先月末に発表されていた。新指揮官候補には、ミランサポーターが大反対したフレン・ロペテギやボローニャで手腕を発揮したチアゴ・モッタ、FCポルトのセルジオ・コンセイソン、そして、LOSCリールのパウロ・フォンセカ監督の名前が浮上していた。
ミランは、フォンセカを最終的に次期新監督として選んだ模様。同メディアは、「フォンセカは、ミランに選ばれた監督であり、公式には発表されていないものの、フォンセカが新監督になることはもはや疑いの余地はない。2年契約の250万ユーロ(約4億2400万円)の基本契約と3年目の契約延長オプションが付随している」と報じた。さらに、「おそらく公式発表は、6月中旬になる。彼が連れてくるスタッフの中には、チェルシーなどで活躍した元ポルトガル代表DFパウロ・フェレイラもいる」と、51歳のポルトガル人監督就任が間近であることを強調した。
また、「背番号9(ストライカー)に投資することは間違いないだろう」とも報じ、ミランが今夏の移籍市場で大金を払うことはないものの、フォンセカはこれまでのリーグ戦で15点以上をマークしていたFWを起用していたことを引き合いに出し、点取り屋の獲得の可能性についてまで言及しているという。なお、フォンセカはリールとの契約を今季で満了を迎える。
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