前回のホンジュラス戦ではベンチスタートとなったMF柴崎岳【写真:Getty Images】
日本代表は16日、合宿地を大阪市内に移してオーストラリア戦(18日)に向けた練習を行った。
MF柴崎岳は、代表初出場初得点を決めたベネズエラ戦から3試合連続で先発出場するなどアギーレ監督に欠かせない存在となっていたが、前回のホンジュラス戦ではベンチスタートとなった。
そして、その先発の座を譲ったのはMF遠藤保仁。ブラジルW杯以来の代表戦となった遠藤だが、前半44分に得点を決めるなど存在感を存分に発揮。柴崎にとっては、スタイル的にも“先輩”といえるため「すごく参考になる部分は多かった」とそのプレーを目に焼き付けた。
さらに、今回は遠藤だけでなく、中盤では今野と長谷部も復帰。異なったクラブの主力と練習をともに出来る点が代表チームの利点でもあるため「盗めるものは盗みたい。こういった合宿から得るものは多いと思う」とベテランから“吸収”することで自らの成長につなげていく意欲を示した。
そして、先発出場の期待も高まっている次戦の相手はオーストラリア。アジア杯開催国であり、本大会では対戦する可能性もあるため「そういった意味でも重要な試合」とし、「結果を得ることも、本番に向けて自信を深めていくことも大事なので、非常に重要になる」と気を引き締めた。
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