イタリア代表から離脱したバロテッリ【写真:Getty Images】
EURO2016に向けたイタリア代表に招集されながら、負傷により離脱していたリバプール所属のFWマリオ・バロテッリ。
イタリア代表のメディカルレポートによれば「足のつけ根の負傷」とされていた。しかし、現地時間15日付、ローマの地元紙『イル・テンポ』が、実はバロテッリの負傷は仮病なのではと報じている。
同紙によると、16日のEURO予選クロアチア戦でどうやら自分がスタメン起用でないと悟ったバロテッリはこれに反発。
試合会場がかつてプレーしたインテル、ミラン時代の本拠地サン・シーロということもあり、慣れ親しんだスタジアムのベンチに座ることを拒んだとされている。
負傷はそれほど大きなものではなく、チームに残る可能性もあったが、本人がクラブに戻ることを希望したようだ。
バロテッリは、ブラジル・ワールドカップ時にはチームメイトと関係が上手くいかず、批判もされた。
今回、新たに就任したアントニオ・コンテ監督により関係が修復されたかに思えたが、この”逃亡劇”によりチームメートとの溝はさらに深まってしまったかもしれない。
【了】