UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)最新ニュース
【写真:Getty Images】
クロースのマドリー最後のアシスト…
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝、ドルトムント対レアル・マドリードの試合が現地時間1日に行われた。試合は2-0でマドリーが勝利している。ファイナルの行く末を決定づけた貴重な先制点は、今季限りでの引退を発表しているトニ・クロースの右足を起点として生まれた。
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均衡した試合展開の中で、マドリーは74分にCKのチャンスを獲得する。キッカーを務めたのは、正確なパスを得意とするクロースだった。 クロースが左サイドから蹴ったボールは、エリア内にいたダニエル・カルバハルの頭に吸い込まれるように飛んでいく。すると、カルバハルはクロースからの完璧なパスを頭で合わせて貴重な先制点を奪うことに成功した。
今季引退を発表したクロースによる完璧なアシストだった。スペインメディア『ELDESMARQUE』は、「止めるにはあまりにも不可能だった」と述べた上で、「ドルトムントのCBフンメルスは南アフリカW杯でのルイス・スアレスのように、思わず手でゴールを止めようとした様子だった」と、相手DFが咄嗟に手を出てしまっていた様子に言及し、クロースから生まれたマドリーの先制点を称賛していた。
その後、83分にヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪い、マドリーが2-0の勝利を収めてCL15回目となる優勝を決めている。クロースも個人6回目となる優勝を成し遂げて、マドリーでの最後のプレーを終えた。