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アントワーヌ・グリーズマンがパリ五輪出場に意欲！

　スペイン1部ラ·リーガのアトレティコ·マドリードに所属するサッカーフランス代表FWアントワーヌ·グリーズマンが今夏に母国フランスで行われるパリ五輪への出場に意欲を見せている。スペインメディア『マルカ』がパリ五輪出場に関して同選手のコメントを掲載した。

　2019年7月にアトレティコからバルセロナへ移籍したグリーズマンだったが、完全にフィットするまでにはいかず。2021年8月にアトレティコへ期限付き移籍で復帰となった。その後、2022年に完全移籍に移行している。今季は公式戦48試合に出場し、24得点8アシストを記録。完全に輝きを取り戻した同選手は、今月に開幕するユーロ2024のフランス代表メンバーに選出された。

　そして、ユーロ2024閉幕後の来月7月には母国開催のパリ五輪が待っている。グリーズマンはオーバーエイジ（OA）での五輪出場に「僕の願望は五輪に出ることだ。それは夢だ。それを決めるのはクラブだ」と意気込んだが、「今、クラブはそれを望んでいない。決定はクラブに委ねられる」とアトレティコ側は現時点でそれを望んでいないようだ。

　それもそのはず。ただでさえユーロへの参加で疲弊する中、OAでパリ五輪に出場することになれば、負担はさらに大きくなる。2024／25シーズン開幕前に休暇が与えられるとしても、2つの国際舞台を戦うことでのリスクは大きすぎる。

　グリーズマンはもう33歳と若くなく、「シーズン前にユーロと五輪を戦うと疲弊する」と本人も語っているが、リスクを負ってまでもオフシーズンに2つの大会へ参加することになるのだろうか。