なでしこジャパン・WEリーグ 最新ニュース
なでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間5月31日にムルシア(スペイン)で開催された国際親善試合でニュージーランド女子代表と対戦し2-0で勝利した。パリオリンピックを控えた両チームが対戦したこの一戦を、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)
「日本はいきなり主導権を握っている」
――なでしこジャパンにとっては、パリオリンピックのメンバー発表前最後の代表活動となる2連戦の初戦になります。今日はGK山下杏也加、DF清水梨紗、熊谷紗希、MF長谷川唯などがベンチスタートです。
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「そうですね、今日はいつものメンバーとちょっと違います。今日の試合に出場できる選手は、このチャンスを活かしたいですね!」
――まだ、最終メンバーの18人は決まってませんから、選手にとってはサバイバルゲームになりますね。
「そうですね。池田(太)監督は多分8、9割ぐらいはメンバーを決めていると思いますが、残りの1、2割は、今日の試合を含めた2試合で決まると思うので楽しみにしています!」
――いきなり、FK、CKと立て続けにチャンスを迎えました。
「日本はいきなり主導権を握っていますね。今のシュートも惜しかった!」
――北川ひかるの左足のシュートは惜しくも外れました。
「そうですね」
――右サイドから清家貴子が惜しいシーンも作りました。清家は浦和レッズで素晴らしい成績を残したので、パリ五輪でも期待がかかります。
「今季は絶好調でしたし、海外クラブへ移籍することになりそうです」
――ニュージーランドのビルドアップに対し、日本はパスコースを切りながらボールを奪おうという狙いですね。ニュージーランドはパスをつなげず、ロングボールを蹴る場面が何度もあります。
「日本はボールをキープする時にも、守備をする時も良いですね。サイドからの攻撃もポイントになりそうです」