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日本でトップレベルの選手が集うJ1リーグのクラブでは、さまざまな理由からピッチに立つことができない選手も多々いる。そんな選手が出場機会を求めてJ2のクラブへ行った途端に活躍するケースは少なくない。今回は、J1からJ2への移籍で改めて価値を証明している選手を紹介する。※データはJリーグ公式、スタッツはjleague.coを参照(5/25時点)。
MF:アダイウトン(ヴァンフォーレ甲府)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年12月6日
前所属クラブ:FC東京
2024リーグ戦成績:15試合5得点1アシスト
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ブラジル人のアダイウトンは、2015年にジュビロ磐田に加入し、J2リーグで17得点を挙げる活躍をしてJ1昇格に貢献した。2020シーズンからはFC東京でプレーし、2022シーズンにはリーグ戦で12得点を記録したが、昨季は3得点と苦しみ、今季からヴァンフォーレ甲府に加入。8シーズンぶりのJ2で、改めてその力を見せている。
フィジカルとスピードを活かして左サイドからの攻撃に推進力をもたらすアダイウトンは、ゴールへ向かう意識が高く、1試合平均のシュート数が3.3本で、リーグトップとなっている。そのシュートを大きく外すようなシーンも少なくないが、すでに昨季のゴール数を超えていることを考えると、十分な働きと言えるだろう。
第6節のV・ファーレン長崎戦では、33歳のベテランらしい巧みなプレーが光った。カウンターで敵陣に攻め込んでラストパスを受けようとしたアダイウトンは、相手DFの間から裏に抜けるアクションから一瞬ブレーキをかけて相手の前に入って、鮮やかにゴールに流し込んでいる。
持ち前の爆発力に経験値も加わったアダイウトンは、J2で相手チームの脅威になり続けているところだ。
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