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ナポリとの交渉が大詰めを迎えたアントニオ・コンテ
セリエAのSSCナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、監督就任を要請しているアントニオ・コンテとの交渉進展について言及した。イタリアメディア『Tuttomercatoweb.com』が、現地時間28日に報じている。2023年3月からフリーのコンテは、ナポリの指揮官就任が近づいている。
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ナポリは昨シーズン、33年ぶり3度目のセリエA制覇を達成したものの、今シーズンは監督交代を2度も強いられるなど、不安定な1年に終始し、リーグ戦を10位で終えた。今年2月に就任したフランチェスコ・カルツォーナ監督は、今季限りでの退団が確実視されており、クラブは、チーム再建にコンテをリストアップ。さまざまな現地メディアは、双方が大筋で合意したと報じている。
デ・ラウレンティス会長は、「彼と言っていないわけではないし、彼だと言うことができないのだ。なぜなら、適切かつ必要な評価を行った後、これからの10日間は決定的な交渉の時期となるからだ。監督を選ぶのは、贔屓ではなく、公正に考えることが勝らなければならない」と言明。直接、名前を述べることはせずに、「ある指揮官」と交渉の大詰めを迎えていることを明かした。
同メディアの報道によると、ナポリはコンテと大筋で合意しているという。3年契約の場合は、両者にとってすべてがポジティブであるものの、まだ調整すべき点があるようだ。これらの詳細が整った後、コンテはナポリと契約するものとみられ、今はクラブの弁護士とコンテの代理人が、詳細について議論を行っている模様だ。コンテは、退団が噂されているストライカーのヴィクター・オシムヘンの代役として、インテル時代の教え子でもあるローマのFWロメル・ルカク獲得や主将のディ・ロレンツォ残留を、最初に要望していると伝えられている。
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