本田圭佑に絶大な信頼を寄せるアギーレ監督【写真:Getty Images】
日本代表は14日、豊田スタジアムでホンジュラス代表と対戦して6-0で勝利を収めた。
ハビエル・アギーレ監督は、試合後の記者会見で「今日はあらゆる要素が入った試合だった。全てのボールのところで戦い、そしていい守備、いい攻撃ができたからこういう形になった。個人のプレーでもチームでも良かった」と大勝を喜んだ。
アジア杯前最後の2連戦となった今回は、MF遠藤保仁や長谷部誠らブラジルW杯を戦った選手も招集した。
これまでとは一転して経験豊富な選手を起用したことには「質が高くて、日本代表でプレーする意欲のある選手を探している。若いからとか、ベテランだからとか、というのは関係ない」とあくまでフラットな状態から下した決断であることを強調した。
それでも、合宿中には母国メキシコでのサッカー殿堂表彰式に出席するために一時帰国。練習不足も不安視される中での一戦となったが「ここまで1回しか練習を見ることができなかったが、前回の敗戦を受けて言い訳はできない。ホームのサポーターの前で試合をするのだから勝つ義務がある」と何よりも結果を求めていたという。
この試合でアシストに加えて新体制での初得点を挙げたFW本田圭佑については「彼は日本人選手の基準。ピッチ内外でも自分の役割を理解している。彼と仕事をして3ヶ月になるが、目を見るだけで理解しあうことができる」と絶大な信頼を置いていることを明かした。
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