アフリカ・ネーションズカップは、開催国モロッコの辞退により、赤道ギニアで行われることとなった。14日にアフリカサッカー連盟(CAF)が発表している。
エボラ出血熱感染と拡大を恐れ、以前よりモロッコは同大会の延期を提案していたが、CAFは3日の執行委員会で開催を正式に決定。モロッコは8日に開催国権限を返上し、同大会の参加資格も同時に剥奪となっていた。
それにより、急きょCAFは代替国を調整。西アフリカ沿岸にある小国の赤道ギニアに決定した。赤道ギニアは、このため自動的に同大会の本戦から出場可能となっている。
赤道ギニアは今のところ国内でのエボラによる感染者は出ていないが、エボラの流行している西アフリカに位置している。過去に隣国であるガボン、コンゴ、そして2014年には1つ離れたナイジェリアで感染者が出ており、安全とは言い難い。
さらに、残りの2ヶ月あまりで準備を勧めなくてはいけないこともあり、以前問題は山積みとなっている。
今後再び感染者が出ないとは限らないが、CAFは予定通り2015年1月に開催するつもりのようだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→