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明治安田J2リーグのトップを走るのは昨季4位だった清水エスパルスで、昨季王者のFC町田ゼルビアを上回るペースで勝ち点を積み上げている。J1昇格、そしてその上に置く目標にたどり着くためには、敗れた次の試合が重要になりそうだ。(取材・文:ショーン・キャロル)
清水エスパルスの無敗は7試合でストップ
2024年のJ2タイトルは、すでに清水エスパルスのものとなりそうだ。
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先週末、アウェイで横浜FCに2-0で敗れたものの、秋葉忠宏監督率いる清水エスパルスは16節を終えた時点で、2位のV・ファーレン長崎に勝ち点4差、3位のベガルタ仙台に勝ち点8差をつけて首位に立っている。
清水は乾貴士という、おそらく2部リーグで最も才能豊かな選手を擁している。北川航也はキャプテンになってから生まれ変わったかのようで、J2得点ランキングのトップと並ぶ8ゴールを挙げ、山原怜音、中村亮太朗、原輝綺のような選手たちは、守備から攻撃に転じる際に豊富なエネルギーと狡猾さをチームに提供している。
2023年当時、清水は16試合を終えた時点でたった6回しか勝てず、勝ち点25の8位と低迷していた。首位を走るFC町田ゼルビアとの勝ち点差は11ポイントまで開いていたが、12か月が経った現在、清水は同じステージでその倍の勝利を収め、同時期の町田を勝ち点で1ポイント上回っている。
ゼ・リカルド監督の下、開幕から7試合勝利なしという最悪のスタートを切った昨年とは対照的に、今季の清水は開幕から6戦5勝と快進撃を続ける。3月30日のモンテディオ山形戦で今季2度目の敗北を味わった後、7戦無敗の好成績で早くも首位に立った。
頑強で能力の高い横浜FCとの一戦で無敗に終止符が打たれたが、秋葉監督と選手たちは、ニッパツ三ツ沢球技場での敗戦をそこまで悔やんでいなかったように見えた。