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文句なし!? 23/24シーズン、プレミアリーグベストイレブン。今季を彩った最高峰の11人

シリーズ:プレミアリーグベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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 2023/24シーズンのプレミアリーグはマンチェスター・シティがアーセナルを2ポイント差で上回り、イングランド史上初の4連覇という偉業を成し遂げて幕を閉じた。他にも話題が盛りだくさんだった今シーズン、最も活躍した11人は誰なのか。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグベストイレブンを紹介する(データは『Sofa Socre』を参照)。


エバートンGKジョーダン・ピックフォード

【写真:Getty Images】

生年月日:1994年3月7日
リーグ戦成績:38試合51失点13クリーンシート

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 GKのベストイレブンにはエバートンのジョーダン・ピックフォードを選出している。今季ショーン・ダイシ監督のチームは8ポイントの勝ち点はく奪の処分を受けるなど波乱のシーズンを過ごしたが、その中で余裕を持って残留できたのは間違いなくこのイングランド代表GKの活躍が大きかった。

 アストン・ヴィラとの第2節で4失点、チェルシーとの第33節で6失点するなど、チームとして大量失点を喫した試合もあったが、51失点はトップ3に次いで少ない数字だ。彼のスタッツに目を向けると、リーグ7位の121セーブを記録しながらクリーンシート13試合はリーグ2位。セーブ率は73.4%でリーグ3位、GKのセービング能力を可視化するデータであるPSxG-GA(被枠内シュートによる失点期待値-失点数)も+4.4(4.4失点防いでいる)で3位と軒並み上位にランクインした。

 中でも印象深いのがリバプールとの第29節延期分の試合での好パフォーマンスだ。この試合でピックフォードは7本の枠内シュート全てをセーブ。そのうち6本がボックス内からと、至近距離から多くのシュートを浴びたが無失点に抑えて、3年ぶりのダービー勝利の立役者となった。もともとは調子の波が激しいタイプだが、今シーズンは一貫して調子が良く、彼のキャリアでもベストなシーズンだったと言えるのではないだろうか。

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