アーセナルのMFロシツキ【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するチェコ代表MFのトマシュ・ロシツキは、最近の出場機会の少なさの原因がフィジカルの衰えなのでは、という疑念を否定した。現地時間13日付の英紙『タイムズ』のインタビューに答えている。
「今季はここまで、非常に残念な状態が続いている。プレー内容は決して良くない」と、チームの不調を認めているロシツキ。
自身もリーグ戦では3試合(うち先発1試合)、時間にしてわずか30分間の出場に留まっている。
しかし、出場機会が減った要因は、決してフィジカル面の衰えではないと主張している。
「自分が34歳だということは理解している」
「フィジカルの衰えはない。この前の(EURO予選)オランダ戦での走行距離は12キロだった。アーセナルのフィジカルテストで、僕は未だにトップ5に入るスピードを記録している」
昨年アーセナルとの契約を2016年まで延長。契約が切れる頃には36歳を目前に控える。代表ではEURO2016を控えているだけにプレーへの意欲は決して衰えていない。
“リトル・モーツァルト”と呼ばれたチェコ代表の天才MFは、衰えを知らずに前進を続ける。
【了】
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