サッカー日本代表 最新ニュース
欧州の2023/24シーズンが佳境を迎えている。今季も各地でアジアの有力選手が存在感を示した。いま世界的に高く評価されているアジア人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、アジア人選手の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは5月13日時点
1位:久保建英(日本代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日(22歳)
最新市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
23/24リーグ戦成績:27試合7得点3アシスト
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サッカー日本代表の久保建英が、市場価値アジア人最高額の選手だ。最新のデータは6000万ユーロ(約84億円)で、スペイン・ラ・リーガ全体でも13位となっている。
2022年夏にレアル・ソシエダに加入してから市場価値を高め続けている久保は、昨季後半戦から大活躍。相手DFを手玉に取る切れ味鋭いドリブルでチャンスを生み出し、ソシエダの攻撃の核となった。ソシエダ加入時に750万ユーロ(約10.5億円)だった市場価値は、1年で2500万ユーロ(約35億円)となり、そこから半年後の昨年12月に6000万ユーロになっている。
しかし、現在はこの急激な上昇にブレーキが掛かってもおかしくない状況だ。1月にAFCアジアカップカタール2024参加のためクラブを離れた久保は、2月に行われたマジョルカ戦でゴールを挙げたのを最後に、得点から遠ざかっている。最近では、今年1月に加入したシェラルド・ベッカーが調子を上げていることもあって、久保はベンチスタートとなることも多くなっているところだ。
今季リーグ戦7得点3アシストのうち、6得点3アシストが前半戦の出来事だった。前半戦のペースであればキャリア初の2桁得点も夢ではなかった久保だが、現在は昨季記録した9得点7アシストという数字に届かないかもしれない状況だ。市場価値もいままでのような上昇は期待できないかもしれない。
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