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バルセロナへの移籍が噂されるルイス・ディアス
バルセロナが、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得に興味を示していることがわかった。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が、現地時間14日に報じている。同クラブは、深刻な財政難に陥っているにも関わらず、補強の噂が後を絶たない。
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バルサは今季、ブレイクしたスペイン代表の16歳、ラミン・ヤマルが右ウイングのポジションで、絶対的な存在になりつつある。一方、左ウイングの定位置争いは決め手を欠いており、来季に向けて補強が予想される。今季は、スペイン代表のフェラン・トーレスやポルトガル代表のジョアン・フェリックスが、この場所で起用されていたものの、シャビ・エルナンデス監督が納得のいくようなプレーは、見せられていない。直近の4試合では、ブラジル代表のハフィーニャが、この位置でハイパフォーマンスを披露しているが、他クラブからの関心が高く、移籍する可能性が取り沙汰されている。
そこで、バルサはルイス・ディアスをリストアップ。独力で局面を打開できることから、最も必要とされるタイプのウィンガーだ。27歳のFWは、リバプールと2027年6月30日までの契約を締結しているが、獲得を希求したユルゲン・クロップ監督が今季限りで退任。後任にはフェイエノールトを指揮するアルネ・スロットが有力視されている。そのため、来季のリバプールは、選手の刷新が行われる可能性が高く、ルイス・ディアスの去就も不透明だ。父親が、「息子はバルサでプレーするのが夢」と語っているだけに、本人もオファーが届けば前向きに検討するだろう。
ルイス・ディアスには、リバプールにより、1億4500万ユーロ(240億円)の高額な契約解除金が設定されており、現在のバルセロナの財政面を考慮すると、移籍オペレーションを成功させることは難しいものと見られる。しかし、バルサは、ナイキ社とのサプライヤー契約更新、バルサ・スタジオの株式売却、既存の選手放出で、ルイス・ディアス獲得の資金を捻出したい構えだ。まずは、財政問題を解決することが、来季に向けての補強を行う上で、先決となりそうだ。
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