12日、ブラジル代表が0－4とトルコ代表を圧倒した親善試合で2ゴール1アシストと好結果を残したFWネイマール。代表、クラブともに好調を維持している。

　ネイマールは、ブラジル代表ではこれまで59試合に出場し、42ゴールをあげている。また、バルセロナでも好調で、今季はリーガ10試合10ゴールと、昨季26試合9得点の数字を既に越えた。

「キャリア最高の時期だけど甘んじるつもりはない。常に向上したい、日々、次の日は今日より上に行こうとしている」と、ブラジルの『SporTV』のインタビューで絶好調にありながらもさらなる向上を誓った。

　トルコ戦では4点目を決めた直後にフェネルバフチェのホームであるシュクリュ・サラジオウル・スタジアムの観客から喝采を受けた。これには素直に「拍手されるとは思ってもいなかったから感動した。この国は僕の心に刻んでおく」と、感謝の言葉を示した。

　ネイマールが感動したのも無理はない。試合中、メフメト・トパルにファウルされた際には、なんとブーイングを受けたのはトルコでプレーするとパルだったのだ。「こんなことに遭遇したのは初めて」と、バルサの「11」は笑顔で答えた。

　時に「ダイブしている」と批判されることもあるネイマール。プレーで敵チームのサポーターをも魅了したことは、格別な喜びがあるだろう。

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

関連リンク

日本とブラジルの差は「能力の生かし方」にある
サッカー好きほど知らない戦術の常識
一流フットボーラーがリアルに語る「個」の戦術論