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サッカー選手は常に怪我と隣り合わせだ。1つの怪我でキャリアを棒に振ってしまう選手もいれば、何度も大怪我を負いながらもその逆境を乗り越えて長く活躍する選手もいる。今回は世界最高級の才能がありながらも、怪我に苦しむキャリアを歩んでいる現役の”ガラスの天才”を紹介する。
MF:ペドリ(バルセロナ/スペイン代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:2002年11月25日
今季リーグ戦成績:20試合2得点2アシスト
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2020/21シーズンのペドリの活躍ぶりは凄まじかった。当時17歳で開幕を迎えた神童はバルセロナ1年目から絶対的な主力に定着すると、2021年3月にはスペイン代表デビュー。その勢いのまま6月に行われたユーロ2020(欧州選手権)にも出場し、翌月の東京オリンピックにも参加していた。
怪我をすることなく2020/21シーズンを完遂したペドリは、この1年間でクラブと代表合わせて公式戦73試合に出場していた。その大半がスタメン出場であり、10代の選手にかかる負荷は相当なものだったようだ。結果的にその翌シーズンからは離脱を繰り返すようになり、勤続疲労からかハムストリングの負傷が目立った。実際に2021/22シーズンは3度もこの怪我に悩まされている。
それから数シーズンを経た現在もペドリはハムストリングの負傷と隣り合わせでプレーしている。今シーズンも2度に渡る同箇所の怪我で離脱を余儀なくされており、なかなか万全のコンディションでプレーすることができていない。このままスペインの至宝は「ガラスの天才」となってしまうのだろうか。
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