バルセロナのMFセルヒオ・ブスケツは13日、スペインのラジオ局『カデナ・コぺ』のインタビューに応じた。
全盛期のパフォーマンスには程遠い同選手も今季に関しては「自分の中では10点満点中6点だ」と、自己批判した後、「恥骨に問題はない、手術はしない」と、フィジカル面が悪影響を及ぼしている可能性を否定した。
また、レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウドが否定したFWリオネル・メッシへの暴言については「クリスティアーノがメッシについて悪く言ったとは思わない」と同選手の潔白を信用し、「ロッカールームでクリスティアーノにニックネームはつけていない」と、バルサでもロナウドには敬意を払っている姿勢を見せた。
10月25日に3-1で負けたリーガ第9節マドリー戦に関しては「レアル・マドリーは相応しい勝者だった。カウンターを基本戦術にはしていないが、それが一番危険にさらされるのは確かだ」と、大先輩シャビの発言に反対の意見を述べた。
最後に、ルイス・エンリケ監督とペップ・グアルディオラ監督を比較した際、「2人共結構似ているけど、L・エンリケの個性はもっと強い。グアルディオラは僕のキャリアで指揮してくれた監督の中では一番だ」と、両方の長所を語った。
インタビュー中、「サッカーは常に進化している。最強のバルサと最強のスペイン代表は二度と見ることはできない」と述べたブスケツ。両チームの主力である彼が、「黄金時代は過ぎた」と断言したこの発言は波紋を呼びそうだ。
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