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【写真:Getty Images】
致命的なミスで敗北を招いたカゼミーロ
プレミアリーグ第37節、マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの試合が現地時間12日に行われた。試合は、アーセナルが1-0で勝利している。この試合で、失点のきっかけとなったカゼミーロの致命的なミスについてユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督がコメントした。英メディア『90MIN』が報じている。
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負傷者が続出しているユナイテッドは、本職のCBがジョニー・エヴァンズと19歳のウィリー・カンブワラしかいない状況であり、指揮官はMFのカゼミーロをCBとして先発に起用しアーセナルとの試合に臨んだ。
20分、ユナイテッドのGKアンドレ・オナナが蹴ったロングボールをアーセナルがカット。素早く前線に送ると、それに反応したカイ・ハフェルツが右サイドを突破した。ハフェルツはゴール前にクロスを上げると、最後にレアンドロ・トロサールが合わせて先制点を奪っている。なおこの1点が決勝点となり、ユナイテッドはアーセナルに0-1で敗れた。
試合後に問題となっているのは、この失点シーンだ。オナナのロングキックに対して、カゼミーロはジョギングで移動しており、そのせいで最終ラインがうまく合わなかったのだ。結果、ハフェルツの抜け出しにオフサイドをとることができず、ユナイテッドは失点してしまっている。
敗北に繋がったカゼミーロの致命的なミスについて、チームを率いる指揮官は、「細かいことでしかない」と述べた上で、「その前にもっとポゼッションでより良いポジション、とより良い(パスの)オプションを使うことができればもっと上手くできたはずだ。それは細かいことだ」と、カゼミーロのミスを擁護していた。
また、同監督は、「定期的に一緒にプレーし、ルーティンを持っているバックラインがいる方が明らかに良い」と前置きし、「最終ラインでプレーするのに自信を持っている選手が必要だ。我々には慣れていないポジションでプレーする選手たちがいて、そうするとミスをしてしまう」と、怪我人が多いことで適切な選手を適切なポジションに配置することができず、ミスが生まれてしまったと強調している。
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