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「若手には本当にタフな状況」リバプール指揮官、ヌニェスの苦境を語る「彼の能力がもう少し低かったら…」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス
【写真:Getty Images】



ダルウィン・ヌニェスは今季のプレミアリーグで11得点8アシストを記録

 リバプールの指揮官ユルゲン・クロップ監督が、現地時間13日に行われるプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦を前に記者会見に臨んだ。現地紙『リバプール・エコー』が10日にその模様を報じている。同監督は、目下苦境に立たされているFWダルウィン・ヌニェスに言及した。


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 ヌニェスは今季リーグ戦11得点8アシストを記録するものの、最後にゴールを決めたのは4月4日のシェフィールド戦までさかのぼる。公式戦に範囲を広げても直近11試合で1得点と、優勝争いをするチームのFWとしてはやや物足りない。クロップ監督はこの状況に対し、以下のように語っている。

「ダルウィン自身も、決定機を逃していることに満足していない。彼は、すべてをうまくこなしているのにボールが入らないという不運な場面が多い。若手には本当にタフな状況だよ。彼は自分に寄せられる期待について知っているし、彼も自身に大いに期待している。タフなことだ。それを乗り越えなければならない」

 また、同監督はヌニェスの基礎能力については疑っていないようだ。クロップ氏の言葉は次のように続く。「彼の問題は、常に決定機に立ち会うことができるほどの実力を持っていることだ。彼の能力がもう少し低かったら、そもそもチャンスはなかっただろうし、みんなは『良くない』とだけ言うだろう」

 リーグはアストン・ビラ戦を含めてあと2試合。リバプールにはわずかながら優勝の可能性が残されており、そのためにはヌニェスを含む攻撃陣の活躍は不可欠と言って良いだろう。9番の奮起に期待がかかる。

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【了】

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