給与未払いが続いているロシアサッカー代表のファビオ・カペッロ監督【写真：Getty Images】
ロシアサッカー協会役員のセルゲイ・ステパーシン氏が驚きの発言をしている。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。同協会は代表監督であるファビオ・カペッロへの給与未払いが噂されていた。
ロシアの通信社『インテルファクス通信』に給料未払いの問題について聞かれたステパーシン氏は、「代表監督にお金を払っていないのは良くないことだね」と言い切った。また、同氏は「契約を結んだ際に、どこから資金を調達するのかを考えるべきだった」と発言し、そもそもの見通しが甘かったことを明かしている。
カペッロ監督は現在5ヶ月間にわたって給料が支払われていないと報じられている。さらにはスタッフであるマッシモ・ネーリとクリスティアン・パヌッチにいたっては、7月から契約すら結ばれていないという。
ずさんな運営体制であることが発覚してしまったロシアサッカー協会。2018年ワールドカップの開催国となっている同国だが、果たして無事に開催することは出来るのだろうか。
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