チェルシーのディディエ・ドログバ【写真:Getty Images】
今季、チェルシーに再加入を果たしたFWディディエ・ドログバが今季限りでの引退を仄めかすようなコメントをしたと、現地時間の12日付英紙『デイリースター』をはじめ複数メディアが報じた。
どうやらドログバはクラブのオフィシャルチャンネル『Chelsea TV』に対し、コメントを残しているようだ。
2011−12シーズンにチャンピオンズリーグ優勝。バイエルン・ミュンヘン相手に自らのゴールで追いつき、PK戦では最後のキッカーを務めた。クラブの念願だったヨーロッパのタイトルを置き土産にチェルシーを退団。その後は中国の上海申花、ガラタサライでのプレーを経験している。
「今季は私にとって非常に重要なシーズンだ。フットボールを楽しむこと、チームメートと一緒に過ごすこと。そしてタイトルを勝ち取ることためにもだ」
「まだ1年ある。さらなるトロフィーを勝ち取り、もう一度歴史をつくろう」と、語っている。
こうした発言により、現地メディアでは今季限りで現役引退するのではといった見方をされている。
36歳になったドログバ。今夏のワールドカップでは日本戦にも出場。途中投入ながら、試合の流れを一変させたその影響力はまだまだ健在だが、全盛期と比べれば衰えは否定できない。
CL制覇や3度のプレミアリーグ優勝など多くのタイトルを獲得したドログバ。
コートジボワール代表でも104試合65ゴールを記録したレジェンドのプレーが見られるのも、今季限りかもしれない。
【了】