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失点招いた守護神のミスに嘆き
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘンが現地時間8日に行われた。試合はホームのマドリーが2-1の勝利を収め、2戦合計4-3で決勝に進出となった。この試合の同点ゴールを招いてしまったGKマヌエル・ノイアーのミスをトーマス・トゥヘル監督が嘆いている。
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ホームでの1stレグを2-2で終え、2ndレグはマドリーのホームに乗り込んだバイエルンは、68分にアルフォンソ・デイヴィスのスーパーゴールが決まって先制に成功した。試合はバイエルンのリードのまま進んでいき、終盤に突入。後半のタイムアップが迫る中、あと2分でアディショナルタイム(AT)というところでバイエルンに悪夢が訪れる。
88分、ヴィニシウス・ジュニオールのシュートを守護神のノイアーが防いだかに思われたが、まさかのファンブル。楽々キャッチしてもおかしくないようなボールだったが、ノイアーはボールを目の前に落としてしまい、それを見逃さなかったホセルが押し込んでゴールネットを揺らした。続く後半ATにはホセルに2得点目を許し、掴みかけた勝利を終盤に落としてしまった。
試合後のトゥヘル監督の会見のコメントをスペイン『SPORT1』が掲載。ノイアーのミスについて「マヌエル・ノイアーに100年も起きないようなミスが起こってしまった。最大に不運だった」と表現した。さらに「選手たちはとても失望していた。我々はもう少しで(決勝に)進んだんだ。それを少しでも和らげるようなことは何も言えない。全員、それに対して怒りと苦さを覚えている」と話している。
この敗戦により、今季限りで退任が決まっているトゥヘル監督はタイトルをもたらすことができず。バイエルンは12年ぶりの無冠が決定した。
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