吉田と本田、そして遠藤がアギーレ体制で初得点
日本代表は14日、豊田スタジアムでホンジュラス代表と対戦。
アギーレ監督の就任5試合目となったこの一戦は、代表復帰を果たしたMF遠藤保仁と長谷部誠がスタメンに名を連ねた。
ここまでの4試合では新戦力を積極的に抜擢してきたが、ここにきてザックジャパンのメンバーにFW武藤嘉紀のみを加えた布陣を選択。これについて、現地で取材するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏は「仕方ない。過去4試合では代表レベルで戦えることを示した選手はいない」と語った。
日本は積極的な姿勢で試合に入ると、前半9分にDF吉田麻也がCKから先制ゴールを記録。
このシーンについて、ショーン氏は「セットプレーで得点したのは何試合目? でも、良いスタート。ボールを奪ったら素早い攻撃ができている。長谷部の安定感のおかげかな」とアンカーに起用された長谷部の存在感を評価した。
一方で、ホンジュラスについては「組織があまりない。判断力もまだまだ。寒すぎるのかも。現地は本当に冬!!」と環境への適応に苦しんでいる可能性を指摘した。
また、フットボールチャンネルのマネージング・エディターを務めるチェーザレ・ポレンギ氏は「あまり特徴がない。日本はポゼッションと守備はいいが、シュートが本当に少ない。この相手に3点か4点入れないとまずい」と攻撃で圧倒することを求めた。
さらに、前半41分にはFW本田圭佑、同44分には遠藤が追加点を決めて3-0で前半を折り返した。
前半の全体的な印象について、ショーン氏は「チーム全体の連動がスムーズになった。DFからMF、そしてMFからFWまで」と語った。
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