移籍を望んでいるルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
ドイツ代表でアーセナルのFWルーカス・ポドルスキが、今冬の移籍を望んでいる。11日に開かれた代表の記者会見に出席し、明かしている。
ドイツ代表は、14日にEURO2016予選でジブラルタル、18日に親善試合でスペインと対戦する。その試合に向けての記者会見に参加したポドルスキは、現在のクラブにおける立場についても話した。
同選手はアーセナルで出番がないことに満足しておらず、「私は試合に出たい。そして楽しみたい」と漏らしている。加えて、出番をもらえないことに「君たち(記者)が監督に聞いてくれ」と、納得がいっていない様子。そして、「自身のプレーを見せようにも、その機会がないんだ」と、嘆いている。
ポドルスキは「冬には、何が起こるかわからない。クラブ側と話しをするつもりだ」と、直談判するつもりのようだ。
しかし、2016年までアーセナルとの契約を残す同選手は「私には(移籍を)強要できない」と、自らの意思で移籍が出来ないことを明かしている。
さらに、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、大きな移籍はないと話しており、状況は厳しそうだ。
代表でも出番を失いつつあるポドルスキにとって、この冬は勝負の季節となりそうだ。
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