モウリーニョに絶賛されたマティッチ【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がMFネマニャ・マティッチを賞賛した。現地時間10日付の『デイリーメール』が伝えている。
2−1で勝利したリバプール戦後、指揮官はこのセルビア人MFに対し賛辞を送っている。
「彼はジャイアントだ。もちろん、体の大きさのことではない。彼のプレーを指して言っているんだ」
ここまでリーグ戦11試合すべてに出場しているマティッチ。疲れることを知らない機械のようにピッチを駆けまわるレフティーは、リバプール戦で12.4キロという走行距離を叩きだした。
5回のタックル成功という記録も残しており、まさに中盤でリバプール攻撃陣の前に立ちはだかった。
出場機会の少なさから2011年に、一度はチェルシーを離れベンフィカへと渡ったマティッチ。そして昨年の1月、モウリーニョの元へ戻るとあっという間にチームにフィット、一躍不動の存在となった。
3年間プレーしたベンフィカのスポーツディレクターを務めるマヌエル・ルイ・コスタもマティッチについて「チームにバランスをもたらす存在。傑出した存在」と、モウリーニョ同様に絶賛している。
各方面から高い評価を受けるマティッチ。モウリーニョ第2次政権念願のタイトル獲得には、この男の存在がキーポイントとなりそうだ。
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