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日本の地で何を…。Jリーグ史上最悪の悪童外国人(5)J2降格の原因? ユースの選手にも容赦ない10番

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグが創設されてから30年が経った。Jリーグにおいて外国人の存在は特別だ。数多くの外国人選手が「助っ人」としてチームを救ってきている。しかし、その中には、目に余る言動でクラブを去っていった悪童もいる。今回は、様々な問題行動でクラブの怒りを買った選手を紹介する。


MF:チアゴ・ガリャルド(元ブラジル代表)

元アルビレックス新潟MFのチアゴ・ガリャルド
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年7月20日
在籍クラブ:アルビレックス新潟
在籍期間:2017年
J1リーグ通算成績:23試合3ゴール1アシスト

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 ブラジルのバングーからプロキャリアをスタートさせたチアゴ・ガリャルドは、国内の数々のクラブを転々としたのち、2017年にアルビレックス新潟にレンタル移籍で加入した。スピードを持ち合わせた決定機を演出するチャンスメイカーとして、背番号10番を与えられるなど大きく期待されていた。

 闘病中のファンのために奇抜なヘアースタイルで試合に出場するという、人格者的なエピソードを持っている同選手だが、それ以上に良くない行動が目立った。体調不良を理由に練習を欠席したのにもかかわらずパーティーを開いていたり、トレーニング中にユースの選手やチームメイトに対して悪質なタックルで削りにいったりと、ガリャルドの行為は目に余るものばかりだった。9月には家庭の事情で帰国し、そのまま退団。この年新潟はJ2に降格することとなり、当時のサポーターにとって、チームの中心でいるはずのガリャルドに対しての失望感は大きなものだっただろう。

 退団後は2019年に加入したインテルナシオナルで市場価値が大きく上昇し、ブラジル代表にも選出された。セレソンにも選ばれるような選手だっただけに、なぜ新潟で問題行動を起こしてしまったのか、疑問が残る。

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【了】

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