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【写真:Getty Images】
去就が注目されるラヒーム・スターリング
チェルシーに所属するFWラヒーム・スターリングは度々移籍の可能性を噂されており、特にサウジアラビアからの関心が伝えられている。しかし同選手はサウジへ渡らず、その一方で現在ローマでプレーするFWロメル・ルカクが中東に移籍する可能性があるようだ。英メディア『CaughtOffside』が現地時間4月30日に報じた。
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スターリングは2022年の夏にマンチェスター・シティからチェルシーへと移籍し、今季はここまでリーグ戦6得点4アシストを記録している。ほとんど毎シーズン2桁ゴールを量産していたシティ時代に比べると、やや物足りない印象だ。
移籍ニュース専門家であるベン・ジェイコブス氏が『CaughtOffside』に対し、「クラブで高収入を得ている以上、(スターリングの)夏の退団について憶測が飛び交うのは当然だ」と述べている。その上で、同氏は「チェルシーでのプレーは彼にとって楽なものではなかったが、コンディションを維持し、サイドでプレーすることですべてが変わるかもしれない」と述べ、復調の可能性も示唆している。
また、噂されている中東への移籍話について、「サウジアラビア、特にアル・ヒラルとのつながりは、私の情報では見当違いだ。スターリングは2023年夏にサウジから非公式なアプローチを受けたが、それ以来接触はない」と語っている。
その一方で、チェルシーが保有権を持つルカクは、サウジアラビアへ渡る可能性があるようだ。ジェイコブス氏によると「チェルシーはサウジとの取引に前向きで、スターリングとは別に、ロメル・ルカクをサウジのクラブに喜んで売る」という。
ルカクは今季のセリエAで29試合に出場し、11得点3アシストを記録している。同選手をレンタルで獲得したローマは買取オプションを持っておらず、今季終了後は依然としてチェルシーが保有権を持つと見られる。
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