スペインサッカー連盟(RFEF)は10日、チェルシーのMFセスク・ファブレガスがスペイン代表から離脱することを発表する予定だという。スペイン紙『アス』が伝えている。
セスクは、リバプール戦でアディショナルタイムを含めて95分間プレーして勝利に貢献。しかし、ジョゼ・モウリーニョ監督は「ラミレスと共に負傷していたから、彼らの努力を評価したい」と、万全な状態ではない中でリスクを冒したことを明かし「スペイン代表には行けない」と語った。
実際に同選手は、太ももの肉離れを負って3週間の離脱を強いられるとのこと。セスクは15日のEURO2016グループ予選第4節ベラルーシ戦と18日のドイツ代表との親善試合に向けてビセンテ・デル・ボスケ監督に招集されていたものの、参加を見送ることになる。
代役にはアトレティコのMFマリオ・スアレス、アスレティック・ビルバオのMFイトゥラスペ、マンチェスター・ユナイテッドのMFフアン・マタ、ビジャレアルのMFブルーノ・ソリアーノかフィオレンティーナのMFボルハ・バレロの一人から選ばれる予定。
セスクは、今季バルセロナから加入して15試11アシストでFWジエゴ・コスタと共にプレミア最強コンビの一つを結成した。
チェルシーの司令塔は、最低でも22日のプレミア第12節ウェスト・ブロムウィッチ戦と29日の第13節サンダーランド戦、25日のチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節シャルケ戦も欠場する見込み。リバプール相手に収めた勝利の代償はいささか高すぎたかもしれない。
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