ドルトムントでプレーするドイツ代表のFWマルコ・ロイス。現地時間8日付の英紙『ミラー』が、同選手のバイエルン移籍の可能性を報じている。
ドイツ代表が優勝を果たした今夏のワールドカップは、負傷のため欠場したロイス。ブンデスリーガ開幕後も負傷で5試合欠場したが、復帰後は3試合で1ゴール1アシストと活躍。
日本代表MF香川真司とも息のあったプレーを見せるロイス。今や世界中のビッグクラブが彼に熱視線を送っている。
同紙によれば、イングランドのマンチェスター・シティもロイスを狙うクラブの一つのようだ。
マヌエル・ペジェグリーニ監督はMFダビド・シルバに頼りがちな2列目のアタッカーの補強を望んでいる模様。現在負傷中のシルバに加え、同ポジションのMFサミア・ナスリやFWステバン・ヨベティッチは怪我が多く、固定したメンバーで戦えない状況が続いている。
しかし、当のロイスはマンチェスターに行くつもりはなく、国内のライバルであるバイエルン・ミュンヘンが有力な候補だという。来夏であれば獲得にかかる費用は2000万ポンド(約35億円)と伝えられている。
2013年にロイスの親友MFマリオ・ゲッツェ、今年8月にはFWロベルト・レバンドフスキがドルトムントからバイエルンへ加入。そうした背景もあり、彼らの後を追ってまた1人、スター選手がミュンヘンへやって来るかもしれない。
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