エクアドル1部リーグ、インデペンディエンテ対バルセロナSCの試合でバルセロナSCのGK2選手が続けざまに退場するという珍事が起こった。7日の英紙『メール』など複数メディアが報じた。
1日に行われた同試合は、1-1で迎えた前半42分、ビニシオ・エスピネル主審は抗議に詰め寄ったバルセロナSCの2選手にイエローカードを次々に提示すると、GKマクシモ・マンゲラにも同カードを出し、マンゲラは2枚目の警告で退場処分となった。
これを受けて第2GKがピッチ外で交代準備に入ると、主審が線審と第4審判に呼び出され、何やら不穏な空気に。次の瞬間、主審が控えGKの元へと走ると、レッドカードが提示された。これにはバルセロナSCの全関係者が抗議に詰め寄り、機動隊が出動する騒ぎに発展した。
ピッチに立つ事の無かった控えGKのダミアン・ランサは交代前に主審に対して「インデペンディエンテに買収されたんだろ!」と叫んだとされる。
試合は後半19分にインデペンディエンテが勝ち越し点を決めると、同33分にはバルセロナSCのフィールド選手同士がGKを交代する珍事も。同41分にはバルセロナSCが劇的にPKを獲得するもセーブされ、万事休した。
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