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サッカーU-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループBで2位となり、決勝トーナメント進出を決めた。パリ五輪出場権獲得に向けて、前進しているが、全てが順風満帆というわけではない。今回はグループリーグで本来のプレーを見せられなかったU-23日本代表の選手を紹介する。
DF:西尾隆矢
生年月日:2001年5月16日
U-23中国代表戦:先発出場、17分退場
U-23UAE代表戦:出場停止
U-23韓国代表戦:出場停止
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セレッソ大阪に所属する西尾隆矢は、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選を戦うU-23日本代表で副キャプテンを務めているリーダーの1人だ。しかし、8大会連続の五輪出場を逃す事態につながる可能性もあった大失態を犯してしまった。
U-23中国代表との大事な初戦に先発した西尾は、たったの17分で退場になった。相手の挑発に腹を立てて手が出てしまい、一発退場を命じられている。その後、GK小久保玲央ブライアンのファインセーブなど、チームメートの奮闘で堪えて白星スタートを切ったものの、短期決戦で初戦を落としたら危険だったことは明らかで、仲間に感謝しているはずだ。
プレーのミスは仕方がないところがあるとしても、今回の退場は自分で防げる精神的な問題だった。まして重要な試合の立ち上がりだったことを考慮すると、あまりにも未熟だったと言わざるを得ない。セレッソ大阪では、2021シーズンにレギュラーを務めており、VARがある試合であのような行為があれば、言い訳のしようがないことは分かっていたはず。それだけ気合いが入っていたということだとしても、やはり冷静さが必要だった。