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遠藤航、疲労の色が見え始めた？

　プレミアリーグ第34節、フラム対リバプールの試合が現地時間21日に行われ、リバプールは3-1の勝利をおさめた。この試合でリバプールの日本代表MF遠藤航はフル出場している。しかし、疲労の色が見え始めたと、英メディア『アンフィールド・ウォッチ』が指摘した。

　リバプールは昨夏、シュトゥットガルトから1600万ポンドで遠藤を獲得。加入当初は途中出場が多かったものの、フラム戦でゴールを決めたのをきっかけに出場時間が増加した。アーセナル戦やマンチェスター・ユナイテッド戦など重要な試合でもフル出場を果たす試合が増え、マンチェスター・シティ戦ではマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選出されている。これまで高評価が続いていたが、最近では前半のみで交代した試合や、現地メディアから低評価を受ける試合が増えていた。直近のフラム戦に関しては、遠藤に高評価を与えるメディアもあれば、及第点にとどまるメディアもあり、評価が分かれている。

　同メディアは直近の公式戦6試合でリバプールが合計12失点を喫していることに注目し「これらの試合で目立ったのは、遠藤がいかに疲れているかということだ。FA杯ではマンチェスター・ユナイテッドの選手が何度も遠藤を振り切り、アタランタ戦では何度か動きが少し遅く、ピッチの中央が無防備になった。敗れたクリスタル・パレス戦ではブロックするほどの素早さが無かった」と指摘。疲れが見え始めたとして「試合のペースとフィジカルの強さは彼にとって少々厳しすぎたようだ。年明けからプレーした試合の量を考えれば、必ずしも非常に調子が良いわけではないのはわかるが、このように疲れている様子を見るのは心配だ」と報じている。